2022.9.12

この辺から色々と書いていこうと思います。

今一緒にいる人が、歌を歌う人で、エレキギターを弾く人で、生身で社会に立ち向かう人なんです。

その人を見てると、自分の強みってなんだろうって、よく思うんです。

魂を削って物を作るのです。

自分の表現とか、考えとか、制作者が思うこととか、そんなのどうでもよくて、ただ魂を削って作れれば、自ずと、作品の方から投げかけてきてくれて、いつのまにか形になる。

そんな作り方を今までしてきましたけど、

会社に入って、本格的に溶接を勉強して、制作との板挟みになった今、その方法では魂が削るまで行かなくなってきました。

その時に、今の人と一緒になったんですけど

生身で立ち向かうあの人を見て、もしかして足りないのは、自分の強みを作品にぶつけることなんじゃないかと思って

そもそも芸術が嫌いなんですよ。彫刻も美術も。

それが好きな人も、作品を使って自分が立っているような人が嫌いでした。

作品を作る以上、制作者なんて世に出てこないほうがいいと思うんです。

作るとはなにか、とか、人生において制作とは、とか

それに命をかけているような人が、嫌でした。

そんな大それたものじゃないし、

作ることしか生き方を知らないからやってるだけで

一度できた物を世に出せば、あとは彼らが頑張ってくれますから、作者なんて前に立ってべらべら話さなくても、作品がこの世界にどう安らぎを得られるのか、自立できるのか、それだけを作者は考えれば良いんです。

ただ

もし、魂を削るだけで、この世界に作品の居場所が作れないのなら。作者がもうちょっと介入しないとできないようなら、やっぱり作品のために、動くしかないと。

そのために、自分の強みを探していて

その結果が、今週の土曜日に出そうです。